運河の停泊場所
7月24日(月)8:50 Pontoise(ポントワーズ) ~ 13:25 St.-Leu-d'Esserent(デスホン)
7月25日(火)8:20 St.-Leu-d'Esserent ~ 14:10 Compiegne(コンピエーヌ)
7月26日(水)Compiegne
すれ違うプレジャーボートが毎日2〜3艇の中、ほぼ一人旅状態でここコンピエーヌまで来、マリーナに停泊できました。ここは入江にある小さなマリーナで空いてる場所も少ないので、どうやら最後の1艇だったようです。そもそも停泊場所を予約できない運河の旅では、明日はどこに停泊するか運河地図で検討して考え、A案、B案、C案…と心の準備をしています。あとは運。今週停泊したポントワーズとデスホンは初めての所でしたが、3艇ぐらい停泊できる桟橋が整備され周りの環境が良く幸運でした。
停泊料金(1艇1泊分)は、マリーナでいうと、パリのアルセナール€49.85(約7000円)、一つ手前のDraveilは€26.75(約4100円)で別格ですが、たいてい€12〜18(約1860〜2800円)でマリーナのシャワーやトイレが利用できます。
また護岸や桟橋が整備され、3〜数艇が停泊できる場所があり、水と電気が利用できるところもあります。個人、公的機関、ツーリズムセンターなどが管理していて、何箇所かは€12を集金に来ましたが多くは無料でした。マリーナとそれ以外が大体半々というのがフランスでの停泊状況です。
セーヌ川からオワーズ川へ
7月21日 9:00 Paris 〜14:35 シャトー Chatou(1ロック)
7月22日 8:55 Chatou〜13:45 ポントワーズ Pontoise(2ロック)
7月23日 Pontoise
パリからセーヌ川を1日下り22日昼前にオワーズ川に入りました。ハーバーから出発しサン=ジェルマン島を左に見て進む時、パリの有名な建物群、エッフェル塔などを、贅沢にも2年連続で船から鑑賞できたことに幸運を感じました。パリではスーパー以外に観光もしなかったのですが、普通の観光では見られない景色を見られてるのだと改めて思いました。
初めて停泊したポントワーズの桟橋はとても綺麗。隣接するライブスペースで夕方からライブがあり晩11時ごろまで賑やかでした。12世紀に建造された城塞が残る歴史の町でもあります。
パリに到着、第1クール達成!
7月17日(月)8:40 St.Mammes → 12:40 Melun
7月18日(火)8:55 Melun → 13:30 Draveil
7月19日(水)9:50 Draveil → 13:10 Paris
この3日間、短い距離を噛み締めるように進み、今日7月19日、無事にパリのバスティーユにある、アルセナールハーバーに到着しました。友人Mさんと共にここまで無事に過ごせたこと、まずは安堵しました。今日はパリの1日を楽しみたいと思います。
と言ってもレストランに食べに行くわけでもなく、船で遅くまで飲み食べて語らう毎日で、そういえばフランスに来てまだ1度もレストランに食べに行ってません。
昨年も来たフランスですが、今年特に思うのは、ボート人口がめっきり減ったことです。運河ですれ違う私たちのようなプレジャーボートが、全く1隻もないという日もありました。10年前と比べて、外国船もほとんど見かけなくなりました。みんなどこへ行ったのでしょうか。賑わいのある運河が戻ってほしいです。
アルセナールハーバー。人気のハーバーですが今年はずいぶん空いてます。
パリが近づいて来ました
7月15日(土)8:55 Sens → 16:25 Montereau(モントロー)(8ロック)
7月16日(日)9:45 Montereau → 11:35 St.Mammes(セント マメ)(1ロック)
だんだんとパリに近づいています。後、ここから3箇所目がMさんが下船する予定のパリのアルセナールハーバーです。
15日は1日中雨が降ったり止んだりでした。ここまで天気には恵まれていて初めて走行中に降る雨となりましたが、土砂降りではなく小雨程度で助かりました。それも晴れ男Mさんのおかげでしょうか。お天気だけでなく、停泊場所でたまたまマルシェが開かれていたり、革命記念日の行事に遭遇したり、ハーバーでもいい場所が空いていたり、何かとついていました。このまま無事にパリに到着したいと思います。フランスの日々を楽しみながら。
小雨の中のロック。両側がスロープになっています。こういうロックではロープをかけずロックの中央付近でホバリングします。操船技術が求められます。
モントローに建つナポレオンの銅像。この地で激しい戦いがあったという。
革命記念日のトライアスロン
7月13日(木)8:55 Joigny 〜 15:35 Sens (サンス)(7ロック)
7月14日(金)Sens
オセールからパリまでの行程は昨年通った所なので記憶に新しく、昨年のメモもあるので安心して進めます。昨年は思わぬエンジントラブルなどがあり日程的に猶予がなかったので、今年は昨年の分までこの行程を楽しみたいと思います。
ジョワニーでゆっくりした後サンスへ。ここも午後早い時間に着いて買い出しができました。翌日の7月14日はフランスの革命記念日の祝日らしく、停泊場所の公園ではトライアスロン大会が開かれるという。と、この時まで、いえ今日まさに次の停泊地に向け出発しようという朝8時過ぎまで私たちは気が付きませんでした、今日は国民的祝日で運河のロックも閉まっているということを。改めて運河のガイドブックで確認したところ、年に数日ロックが閉まる日がありその一つが革命記念日なのでした。
ということで今日は休息日。目の前でトライアスロン大会を観戦しました!
昨日の岸壁。トライアスロン大会を知らせるのぼりが。
今日の岸壁。トライアスロン大会のスタート前。
いよいよスタート。午前10時。気温はかなり低かった。
夜には花火もありました。
ジョワニーの休息日
7月10日(月)Auxerre
7月11日(火)8:45 Auxerre → 15:30 Joigny(ジョワニー)(11ロック)
7月12日(水)Joigny
これからパリへと向かう旅が始まります。
オセールから出発しヨンヌ川に入ります。ロックは、ニヴェルネ運河ではなかったような大型で機械式なものになり、数も少なくなりました。橋もテントを擦るような低いものはなくなって来たのでテントを畳む必要がなく、テントが本来の日除けの役目を果たしてくれています。11日の午後3時半にはジョワニーに到着。体力的にゆっくりできました。
12日もジョワニーに停泊して休息日です。ここはフランスのレンタルボート会社の基地の一つで、レンタルされる前後の船がたくさん停泊していて壮観な感じさえします。
ちょうど今日は水曜日。毎週水曜日に市(マルシェ)が開かれる場所がハーバー近くにあるので行ってみました。主に果物のお店がたくさん出ていました。今日は気温が28℃ありましたが風が涼しくて過ごしやすく、良い休息日となりました。
巨大なロック。
ジョワニーの街を遠くに見て。ハーバーのレンタルボート
マルシェ。